Casa VINITALIA
Up date 2009.11.05




I love Italian wines...


私たちはイタリアンワインを心から愛しています。

どこが好き?

お洒落なラベル・個性溢れる味わい・地域の多様性...etc。
でも一番の魅力は、
押し寄せてくるフレッシュで華やかな香りです。

そうアロマフレスカです。


私のワインへの入り口はやはりボルドーでした。
とにかく一生懸命勉強しました。

グラスに鼻を突っ込み香りの複雑さを探求し、
口の中を転がし味わいの奥深さを分析し、
ブドウ品種は何だ、ヴィンテージは何年だと。

私にとってワインは楽しむものではなく勉強するものだったのです。

もちろん生業としているので当然ではありますが、
職業としていない方々も
少なからずその傾向があるのではと・・・。



そんな時、一本のバルバレスコに出会いました。

そのワインはグラスに注いだ瞬間から、
さあおいしいから飲んでくれと言わんばかりに
強烈な香りで自分から猛烈にアピールしてくるのです。

部屋中を満たすほどの華やかで甘美な香りに、
まさしく目が覚めた思いでした。
その味わいはまさに官能的、
酒に酔うとはこういうことじゃないかと。


官能的イタリアンワインに目覚めた私は
哲学的フランスワインを捨てました。


以来、専門用語を使うことも、
細かなテイスティングレポートをつけることもやめました。

どれだけワインを感じるか、
大切なのはその一点と悟りました。


非難を承知で申し上げます。
勉強したい方はフランスワインを、楽しみたい方はイタリアワインを。

世界中でもっとも人生を楽しむことが上手なイタリア人が
精魂こめて造ったそのワインたちを片手に。



                                 カーザヴィニタリア 代表 田沢浩




PS, 残念ながらそのワインは今日本では手に入りません。
かわりに私の感覚にヒットしたイタリアワインを都度紹介します。
評価本や他人の意見は聞きません、
あくまで独断での勝手なおすすめであり更新も不定期です。
苦情も受け付けません・・・。

こんな私とお好みが合うことを祈ります。






vol.7

悩みに悩んでMy Best Chianti Classico。
 
 
 
秋になり満を持してのI Love Italian Wines 更新!
それも念願の「My Chianti Classico」見つけて意気込んでの。
と行くはずが。
 
 
「 2006 Chianti Classico, San Giusto Rentennano 」
 
 
まず試したのは6月でした、
トスカーナ理想の赤と言いたいPercarloを造る
Rentennano社のキャンティクラシコ、
近年最良の年である2006のオファーを受けてのことでした。
 
このピュアな果実味は流石のPercarlo譲り、
甘いアタックの強い果実味ではなく、
くっきりとした輪郭と奥行きのある果実味です。
キャンティクラシコ特有の農家の香り、
サンジョベーゼの特徴である動物的な香りも
内に秘め、しっかりと骨格になっています。
 
極めて質の高さを感じさせる
何ともバランスの良い心地よい赤ワイン。
久々のよっしゃあという気分。
でした・・・。
 
 
そして9月、
原稿を書こうとあらためて開けたこのキャンティクラシコは
なんとすでに熟成期に入り始めた兆候が・・・。
いいワインの宿命とはいえ、期待が大きかった分、
落胆は大きく、その日はそのまま栓をして寝ました。
 
 
時を同じくして、その翌日。
グラスワインで出しているカッフェクラシカの担当者から
「お客様の評判が芳しくないので変えたい」との一報。
 
慌てて、全店に緊急通達&質疑を出しました。
「06レンテンナーノどうなの?!」と。
 
 
(以下、当グループの誇る?ソムリエ3人の意見です。)
 
 
Chianti Classico , S.G Rentennanoですが、
以前の試飲会では、とても香りのよいキャンティクラシコらしさが
あった素晴らしいワインだと思いました。
 
確かに開けたては香りのクローズ感がいたします。
実際に開くまで2日目からがいいかと感じます。
また、グラスのサイズ・口径・厚さ、どの位時間をかけて飲まれるのかによっても
感じ方は大分異なると思います。特に口径がせまいものは酸が強く感じられます。
 
アロマクラシコではお客様の評判はとても良いワインです。
その際に若いワインですのでスワリングと時間によっての
香りの変化を楽しんで頂ければと、一言付け加えております。
 
(アロマクラシコ 喜田)
 
 
 
Chianti Classico, S.G.Rentennanoですが、
名古屋では、お客様の反応はとてもよいです。ボルドータイプの大きいグラスにて
少し温度を低め(セラー温度15℃の一番下段にて保存)で提供しております。
 
先ほど開けたてを試してみましたが、
少し硬さは感じますが以前試した時と変わらないと感じました。
グラスの形状と温度で変わってくるのではないかと思います。
 
(アロマフレスカ名古屋 田渕)
 
 
 
エッセンツァでは、ワインリストにオンリストしているだけです。
私高橋の印象は、固く閉じているです。
エッセンツァでは、カッフェクラシカと同じ60ccでのサービスになるので、
量が少ないとお客様にインパクトを与えられないのではと考え、グラスワインでは
まだ使用していません。レストランであれば少し硬い方が
楽しみがいがありますが、カジュアルな店舗は第一印象なので・・・、
コストパフォーマンスもとても良いワインなのでもったいない気がしているのも確かです。
もう少しバランスが取れ始めてから使用するつもりでした。
 
(エッセンツァ 高橋)
 
 
詳しい方にとっては当然のような反応かもしれませんが、彼等の意見としては、
「ワインというものはコンディションがそれぞれ違って然るべきもの、プロとしてそれを
見極め、飲むシチュエーションに応じた最高の技術で、最高のものを提供する。」
リストランテにおいてはこのワインは腕の見せ所、
カジュアル店では、良さを発揮できないので出さない。
誠にもって、真っ当な意見。
 
だからこそ、サービスのプロとして堂々と対価を頂戴できるのだと言うプライドを垣間見ました。
 
 
さて翻ってワインショップ&通販。
無責任に美辞麗句を並べて売りっぱなしでいいものかと。
とはいえ蘊蓄だらけのうるさいワイン屋にもなりたくはないし。
 
その壁にぶち当たっての2か月のスランプ。
と言うわけでした・・・。
 
目の前に素晴らしいワインがある、
でも家庭で本当に楽しんでいただけるであろうか、
でもこのワイン紹介せずには他はない・・。
 
 
悩んだ挙句、
いい意味で開き直って、できることを最大限努力しよう。
という結論です。
 
 
ということで、今さらではありますが。
 
 
本来、ワインを扱う上でこういうケースは多々あるものです。
とはいえ、もちろんこのまま飲んだのではもったいない。
方法は三つ。
「鳴かぬなら・・・・・ホトトギス」、
と言うあれです。
 
@.閉じているなら、開くまで待とうキャンティクラシコ。。。。 
A.閉じているなら、開かせて見せようキャンティクラシコ。。
B.閉じているなら、料理に使ってしまえキャンティクラシコ。
 
 
もちろんBはやめてください。
 
@の方、購入後冷暗所で1−2年待って下さい。
飲み頃になりましたら当社高橋より連絡さしあげます。
 
Aの方、二つ方法があります。
一つには、デカンタして大きいグラスでゆっくり変化を楽しんでください。
もう一つは、あけたてをまず一杯、そして翌日一杯、翌々日に残り全部。
素晴らしいです。
 
 
散々、御託を並べましたが、
この価格で、これほどまで考えながら存分に楽しめる。
奥の深い素晴らしいワインである。
と言うことで締めさせてください。
 

 Chianti Classico 2006, San Giusto a Rentennano
-Toscana-
Sangiovese 95%, Canaiolo 5%
4000 円  3200
数量:

 
           


赤  ■ロゼ 泡 


〈未成年者の飲酒は法律で禁じられています。〉
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